“をのこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヲノコ
語句割合
男子56.5%
21.7%
漢子13.0%
4.3%
男兒4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに建内の宿禰白さく、「恐し、我が大神、その神の御腹にます御子は何の御子ぞも」とまをせば、答へて詔りたまはく、「男子をのこなり」と詔りたまひき。
面形おもがたわするとならばあイづきなくをのこじものやひつつらむ 〔巻十一・二五八〇〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
壁を背にめしひ漢子をのこりかかり
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
憶良の歌というのは、巻六(九七八)の、「をのこやもむなしかるべき万代よろづよに語り継ぐべき名は立てずして」というのであった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
をのこやもむなしかるべき万代よろづよかたりつぐべきてずして 〔巻六・九七八〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
父君ちゝぎみかつのぞめるごと海軍々人かいぐんぐんじんふう男兒をのことなりて、毎日まいにち/\かしこく、いさましく、おくつて有樣ありさまをばごとくにかたり、大佐たいさよ、濱島君はまじまくんよ、春枝夫人はるえふじんよ、されば吾等われらいま天運てんうんひらけて