“面形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めんがた55.6%
おもがた22.2%
おもかげ11.1%
オモテガタ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、その際に出来た面形めんがたが、あるいはその後、温泉の噴出が止むと同時に干上がってしまったのではないかと思われたのです。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
なお、「面形おもがたの忘れむしだ大野おほぬろにたなびく雲を見つつ偲ばむ」(同・三五二〇)も類似の歌であるが、この「国溢り」の歌が一番よい。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
その面形おもかげの、何とのう、恋しのつまに似たり。
森の妖姫 (新字新仮名) / 小川未明(著)
其が破れてワカい日本文芸の暁を齎した時の俤は、この二つの面形オモテガタが、深い象徴を湛へて居る。