“天運”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんうん50.0%
まはりあはせ25.0%
まわりあわせ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父君ちゝぎみかつのぞめるごと海軍々人かいぐんぐんじんふう男兒をのことなりて、毎日まいにち/\かしこく、いさましく、おくつて有樣ありさまをばごとくにかたり、大佐たいさよ、濱島君はまじまくんよ、春枝夫人はるえふじんよ、されば吾等われらいま天運てんうんひらけて
何事も皆天運まはりあはせぢや、此方の了見さへ温順すなほやさしく有つて居たなら又好い事の廻つて来やうと、此様おもつて見ればのつそりに半口与るも却つて好い心持
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
何ごとも皆天運まわりあわせじゃ、此方こちの了見さえ温順すなおやさしくもっていたならまた好いことの廻って来ようと、こうおもって見ればのっそりに半口やるもかえって好い心持
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)