“仄暗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほのぐら83.3%
ほのくら13.6%
ほのやみ1.5%
ホノグラ1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仄暗ほのぐらい天井の節穴をみつめながら、その夜一晩、どんなに床上に転々して、まんじりともせず長い夜を、苦しみ抜いたか知れません。
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)
が、すぐ町から小半町引込ひっこんだ坂で、一方は畑になり、一方は宿のかこいの石垣が長く続くばかりで、人通りもなく、そうして仄暗ほのくらい。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いつか二人の手は、仄暗ほのやみの中に握り合わされていた。
駈落 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
併しやがて、ふり向いて、仄暗ホノグラくさし寄つて来てゐる姥の姿を見た時、言はうやうないオソロしさと、せつかれるやうな忙しさを、一つに感じたのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)