“仄暗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほのぐら82.0%
ほのくら14.8%
ほのやみ1.6%
ホノグラ1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“仄暗”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史60.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
折ふし、かたわらの燈火が、ぽっと仄暗ほのぐらくなった。洩れくる風にまたたいて丁子頭ちょうじがしらがポトリと落ちた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
煙のあとの森も屋根も、市街はしっとりと露を打って、みはらしの樹の間の人影は、毛氈もうせんとともに仄暗ほのぐらい。
ちょうど薄日に照らされた窓は堂内をめた仄暗ほのくらがりの中に、受難の基督キリストを浮き上らせている。
おしの (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そうして黒い瞳を空虚うつろのようにみはりながら、仄暗ほのくらい座敷の天井板を永い事見つめていた。
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いつか二人の手は、仄暗ほのやみの中に握り合わされていた。
駈落 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
併しやがて、ふり向いて、仄暗ホノグラくさし寄つて来てゐる姥の姿を見た時、言はうやうないオソロしさと、せつかれるやうな忙しさを、一つに感じたのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)