トップ
>
仄見
ふりがな文庫
“仄見”の読み方と例文
読み方
割合
ほのみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほのみ
(逆引き)
故人の孫の柳生兵庫に対し胤舜が自ら奉じるところの槍をもって、一手の試合を望んでいるらしい気ぶりも
仄見
(
ほのみ
)
えるのである。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
日中なれども
暗澹
(
あんたん
)
として日の光
幽
(
かすか
)
に、陰々たる
中
(
うち
)
に
異形
(
いぎやう
)
なる
雨漏
(
あまもり
)
の壁に染みたるが
仄見
(
ほのみ
)
えて、鬼気人に
逼
(
せま
)
るの感あり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼は今靜かに坐つてゐるけれども、その
鼻孔
(
びこう
)
、その口、その額の邊りに、
焦立
(
いらだ
)
ちか頑固か熱情か、その何れかを表示するものが
仄見
(
ほのみ
)
えるやうな氣がした。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
仄見(ほのみ)の例文をもっと
(16作品)
見る
仄
漢検1級
部首:⼈
4画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“仄”で始まる語句
仄
仄暗
仄白
仄明
仄聞
仄々
仄青
仄赤
仄紅
仄筆
“仄見”のふりがなが多い著者
薄田淳介
橘外男
内田魯庵
大隈重信
吉川英治
島崎藤村
薄田泣菫
神西清
泉鏡花
堀辰雄