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仄青
ふりがな文庫
“仄青”の読み方と例文
読み方
割合
ほのあお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほのあお
(逆引き)
その扉の上の
明窓
(
あかりまど
)
から洩れ込んで来る、
仄青
(
ほのあお
)
い光線をたよりに、両側に二つ並んでいる急な階段の向って左側を、ゴトンゴトンと登り詰めて右に折れると
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そのいちばん奥にだけ
仄青
(
ほのあお
)
い燭の光が洩れている。光秀はそこにいた。
近習
(
きんじゅ
)
も小姓も見えない。ただ独り
白絽
(
しろろ
)
の小袖を着、太刀、
脇息
(
きょうそく
)
を寄せて坐っていた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その時に若林博士は、その
仄青
(
ほのあお
)
い
瞳
(
ひとみ
)
を少しばかり伏せて、今までよりも一層低い調子になった。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
仄青(ほのあお)の例文をもっと
(4作品)
見る
仄
漢検1級
部首:⼈
4画
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
“仄”で始まる語句
仄
仄暗
仄白
仄明
仄聞
仄々
仄見
仄赤
仄紅
仄筆
“仄青”のふりがなが多い著者
吉川英治
夢野久作