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仄々
ふりがな文庫
“仄々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほのぼの
93.8%
ほの/″\
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほのぼの
(逆引き)
そうして実に不思議なことには、どこからか光が射して来ると見えて、
仄々
(
ほのぼの
)
とした
薄明
(
うすあかり
)
が蛍火のように蒼白く、窟内一杯に充ちている。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
びちょびちょの外便所のそばに夕顔が
仄々
(
ほのぼの
)
と咲いていた。母は二階の物干で
行水
(
ぎょうずい
)
をしていた。尾道は水が不自由なので、にない
桶
(
おけ
)
一杯二銭で水を買うのだ。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
仄々(ほのぼの)の例文をもっと
(15作品)
見る
ほの/″\
(逆引き)
月
(
つき
)
が
晃々
(
きら/\
)
と
窓
(
まど
)
を
射
(
い
)
たので、
戞然
(
からり
)
と
玉
(
たま
)
の
函
(
はこ
)
を
開
(
ひら
)
いたやうに、
山々
(
やま/\
)
谷々
(
たに/″\
)
の
錦葉
(
もみぢ
)
の
錦
(
にしき
)
は、
照々
(
てら/\
)
と
輝
(
かゞやき
)
を
帶
(
お
)
びて
颯
(
さつ
)
と
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
に
又
(
また
)
卷絹
(
まきぎぬ
)
を
解擴
(
ときひろ
)
げた。が、
末
(
すゑ
)
は
仄々
(
ほの/″\
)
と
薄
(
うす
)
く
成
(
な
)
り
行
(
ゆ
)
く。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
仄々(ほの/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
仄
漢検1級
部首:⼈
4画
々
3画
“仄”で始まる語句
仄
仄暗
仄白
仄明
仄聞
仄見
仄青
仄赤
仄筆
仄紅
“仄々”のふりがなが多い著者
蘭郁二郎
林芙美子
国枝史郎
アントン・チェーホフ
泉鏡太郎
泉鏡花
芥川竜之介