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戞然
ふりがな文庫
“戞然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かつぜん
72.2%
からり
16.7%
かちり
5.6%
がちり
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつぜん
(逆引き)
その矢はまさに誤たず大鵬の横腹に当ったが、こはそもいかに肉には通らず、
戞然
(
かつぜん
)
たる音を響かせて、二つに折れた矢は地に落ちて来た。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
戞然(かつぜん)の例文をもっと
(13作品)
見る
からり
(逆引き)
月
(
つき
)
が
晃々
(
きら/\
)
と
窓
(
まど
)
を
射
(
い
)
たので、
戞然
(
からり
)
と
玉
(
たま
)
の
函
(
はこ
)
を
開
(
ひら
)
いたやうに、
山々
(
やま/\
)
谷々
(
たに/″\
)
の
錦葉
(
もみぢ
)
の
錦
(
にしき
)
は、
照々
(
てら/\
)
と
輝
(
かゞやき
)
を
帶
(
お
)
びて
颯
(
さつ
)
と
目
(
め
)
の
前
(
まへ
)
に
又
(
また
)
卷絹
(
まきぎぬ
)
を
解擴
(
ときひろ
)
げた。が、
末
(
すゑ
)
は
仄々
(
ほの/″\
)
と
薄
(
うす
)
く
成
(
な
)
り
行
(
ゆ
)
く。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
戞然(からり)の例文をもっと
(3作品)
見る
かちり
(逆引き)
戞然
(
かちり
)
と
音
(
おと
)
して
足代
(
あじろ
)
の
上
(
うへ
)
へ、
大空
(
おほぞら
)
からハタと
落
(
お
)
ちて
来
(
き
)
たものがある……
手
(
て
)
に
取
(
と
)
ると
霰
(
あられ
)
のやうに
冷
(
つめ
)
たかつたが、
消
(
き
)
えも
解
(
と
)
けもしないで、
破
(
やぶ
)
れ
法衣
(
ごろも
)
の
袖
(
そで
)
に
残
(
のこ
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
戞然(かちり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
がちり
(逆引き)
其切先
(
そのきっさき
)
は
危
(
あやう
)
くも巡査の喉を
掠
(
かす
)
めて、
背後
(
うしろ
)
の岩に
戞然
(
がちり
)
と
中
(
あた
)
ると、
溌
(
ぱっ
)
と立つ火花に敵は眼が
眩
(
くら
)
んだらしい。
其隙
(
そのすき
)
を見て巡査は再び組んだ。
背
(
せい
)
の低い敵は巡査の足を取った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
戞然(がちり)の例文をもっと
(1作品)
見る
戞
漢検1級
部首:⼽
12画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“戞”で始まる語句
戞々
戞
戞矢
戞戞
戞〻
戞合
戞飛
戞戞戞
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