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谷々
ふりがな文庫
“谷々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たに/″\
28.6%
やつやつ
28.6%
たにだに
28.6%
やとやと
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たに/″\
(逆引き)
錦葉
(
にしきば
)
の
蓑
(
みの
)
を
着
(
き
)
て、
其
(
そ
)
の
階
(
きざはし
)
、
其
(
そ
)
の
柱
(
はしら
)
を
攀
(
よ
)
ぢて、
山々
(
やま/\
)
、
谷々
(
たに/″\
)
の、
姫
(
ひめ
)
は、
上﨟
(
じやうらふ
)
は、
美
(
うつく
)
しき
鳥
(
とり
)
と
成
(
な
)
つて、
月宮殿
(
げつきうでん
)
に
遊
(
あそ
)
ぶであらう。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
谷々(たに/″\)の例文をもっと
(2作品)
見る
やつやつ
(逆引き)
鎌倉中、
谷々
(
やつやつ
)
の
甍
(
いらか
)
や町屋根は、
木
(
こ
)
の
間
(
ま
)
遠く、ここらの小山小山も、秋の昼さがりを、からんとして、
萩
(
はぎ
)
桔梗
(
ききょう
)
に、微風もなかった。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
谷々(やつやつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たにだに
(逆引き)
ゴーッと遠い
音波
(
おんぱ
)
をひびかせて、
峰
(
みね
)
谷々
(
たにだに
)
の
木魂
(
こだま
)
がひびき
返
(
かえ
)
ってきたあとから、ふたたび、
山海嘯
(
やまつなみ
)
にも
似
(
に
)
た
喊声
(
かんせい
)
のどよめき。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
谷々(たにだに)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
やとやと
(逆引き)
天心に近くぽつりと一つ白くわき出た雲の色にも形にもそれと知られるようなたけなわな春が、ところどころの別荘の建て物のほかには見渡すかぎり古く
寂
(
さ
)
びれた
鎌倉
(
かまくら
)
の
谷々
(
やとやと
)
にまであふれていた。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
谷々(やとやと)の例文をもっと
(1作品)
見る
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
々
3画
“谷”で始まる語句
谷
谷中
谷間
谷川
谷底
谷地
谷町
谷戸
谷村
谷崎潤一郎
“谷々”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡太郎
有島武郎
泉鏡花
小川未明