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谷戸
ふりがな文庫
“谷戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やと
90.9%
やど
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やと
(逆引き)
谷戸
(
やと
)
の奥へ逃げて行った……ゆるしておけないから、
谷
(
やつ
)
のふところで、山岸カオルと話しているところへ行って、しょっぴいてやった
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
おそらくはその邑落に小さい市でも立っていた地と考えたのであろう。これとよく似ているのは関東の「何ヶ
谷戸
(
やと
)
」である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
谷戸(やと)の例文をもっと
(10作品)
見る
やど
(逆引き)
前は谷津の谷にのぞむ急斜面、上は山に囲まれた深い
谷戸
(
やど
)
、山曲にわずかばかりの瘠せ田があるが、五年ほど前から人が住まなくなり、荒れたままになっているという、いかにも取詰めた場所である。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
谷戸(やど)の例文をもっと
(1作品)
見る
“谷戸”の解説
谷戸(やと)とは、丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形である。また、そのような地形を利用した農業とそれに付随する生態系を指すこともある。谷(や、やと)・谷津(やつ)・谷地、萢(やち)・谷那(やな)などとも呼ばれ、主に東日本(関東地方・東北地方)の丘陵地で多く見られる。なお、同じ地形について、中国・九州などの西日本では迫・佐古(さこ)、岐阜県では洞(ほら)と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
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