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山海嘯
ふりがな文庫
“山海嘯”の読み方と例文
読み方
割合
やまつなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまつなみ
(逆引き)
ゴーッと遠い
音波
(
おんぱ
)
をひびかせて、
峰
(
みね
)
谷々
(
たにだに
)
の
木魂
(
こだま
)
がひびき
返
(
かえ
)
ってきたあとから、ふたたび、
山海嘯
(
やまつなみ
)
にも
似
(
に
)
た
喊声
(
かんせい
)
のどよめき。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誰云うとなく
此声
(
このこえ
)
が
駅中
(
しゅくちゅう
)
に拡がると、まだ宵ながら眠れるような町の人々は、不意に
山海嘯
(
やまつなみ
)
が出たよりも驚かされた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そして其廣大な密林を通り過ぎると、大正三年燒嶽の大噴火の名殘だといふ荒涼たる
山海嘯
(
やまつなみ
)
の跡があり、再びまた寂び果てた森なかを歩いてやがて上高地温泉に着いた。
樹木とその葉:35 火山をめぐる温泉
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
山海嘯(やまつなみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
嘯
漢検1級
部首:⼝
16画
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