“谷崎潤一郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たにざきじゅんいちろう70.0%
たにざきじゆんいちらう30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芥川龍之介あくたがわりゅうのすけ谷崎潤一郎たにざきじゅんいちろう菊池寛きくちかん倉田百三くらたひゃくぞう賀川豊彦かがわとよひこの新らしい作を読耽よみふけるものもやはり『金色夜叉』を反覆愛読しておる。
「この間谷崎潤一郎たにざきじゅんいちろうの『悪魔』と云う小説を読んだがね、あれは恐らく世界中で一番きたないことを書いた小説だろう。」
彼 第二 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この外にもまだ、島崎藤村しまざきとうそん里見弴さとみとん谷崎潤一郎たにざきじゆんいちらう加能作次郎かのうさくじらう佐藤俊子さとうとしことうの如き幾多の作家があつて、本来選に入るべきであるけれども
日本小説の支那訳 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
もし久保田万太郎君を第三の浅草の詩人とすれば、第二の浅草の詩人もないわけではない。谷崎潤一郎たにざきじゆんいちらう君もその一人ひとりである。室生犀星むろふさいせい君もまたその一人である。
野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)