“一太郎”の読み方と例文
読み方割合
いちたろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文久三年に生れたのが一太郎いちたろう、その次は捨次郎すてじろうと、次第に誕生して四男五女、合して九人の子供になり、さいわいにして九人とも生れたまゝ皆無事で一人もけない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
日本一太郎いちたろうという芸名で田舎まわりをしている老手品師が、お高の父相良寛十郎のなれの果てであった。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
諭吉ゆきちは、にわであそんでいるわが一太郎いちたろう捨次郎すてじろうのすがたをみながら、かんがえこみました。