トップ
>
溌
ふりがな文庫
“溌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぱっ
55.6%
は
11.1%
はね
11.1%
はじけ
5.6%
はっ
5.6%
ばつ
5.6%
ぱつ
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぱっ
(逆引き)
今はこうと、まだ消え果てぬ夫人に
縋
(
すが
)
ると、
靡
(
なび
)
くや黒髪、
溌
(
ぱっ
)
と薫って、
冷
(
つめた
)
く、
涼
(
すずし
)
く、たらたらと腕に
掛
(
かか
)
る。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
溌(ぱっ)の例文をもっと
(10作品)
見る
は
(逆引き)
池は
玉
(
ぎょく
)
もて張りたらんやうに白く湿める水の
面
(
も
)
に、静に魚の
溌
(
は
)
ぬる聞こえて、
瀲灔
(
ちらちら
)
と石燈籠の火の解くるも
清々
(
すがすが
)
し。塀を隔てて江戸川
縁
(
べり
)
の花の
林樾
(
こずえ
)
は
一刷
(
ひとはけ
)
に淡く、向河岸行く辻占売の声
幽
(
ほの
)
かなり
巣鴨菊
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
溌(は)の例文をもっと
(2作品)
見る
はね
(逆引き)
山「これさ師匠のように騒いじゃアいけねえ、これさ、びしゃ/\
溌
(
はね
)
るから
活船
(
いけふね
)
へ早く放り込んで置きねえ」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
溌(はね)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
はじけ
(逆引き)
紐解
(
ひもとき
)
の賀の
済
(
すん
)
だ頃より、父親の望みで小学校へ通い、母親の好みで
清元
(
きよもと
)
の
稽古
(
けいこ
)
、
生得
(
うまれえ
)
て
才
(
さい
)
溌
(
はじけ
)
の一徳には
生覚
(
なまおぼ
)
えながら飲込みも早く、学問、遊芸、
両
(
ふたつ
)
ながら出来のよいように思われるから
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
溌(はじけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はっ
(逆引き)
カツテ東京ニ
相識
(
あいし
)
ル。
乃
(
すなわち
)
延
(
ひ
)
イテコレヲ見ル。
髩髪蕭疎
(
びんぱつしょうそ
)
顔色
憔悴
(
しょうすい
)
セリ。シカモコレト当世ノ務ヲ談ズルヤ議論横ザマニ生ジ口角
沫
(
ばつ
)
ヲ
溌
(
はっ
)
シソノ気力
毫
(
ごう
)
モ前日ニ減ゼズ。五更ノ頭ニ到リ辞シテ去ル。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
溌(はっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ばつ
(逆引き)
見つけ
溌
(
ばつ
)
さりやつて見れば一文なしの
殼欠
(
がらつけつ
)
無益
(
むやく
)
の
殺生
(
せつしやう
)
に手下の衆を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
溌(ばつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぱつ
(逆引き)
もういかんとあきらめるトタンに
胸
(
むね
)
が
痛
(
いた
)
かつた、それから
悠々
(
いういう
)
と
水
(
みづ
)
を
吸
(
す
)
つた、するとうつとりして
何
(
なん
)
だか
分
(
わか
)
らなくなつたと
思
(
おも
)
ふと
溌
(
ぱつ
)
と
糸
(
いと
)
のやうな
真赤
(
まつか
)
な
光線
(
くわうせん
)
がさして
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
溌(ぱつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
溌
漢検準1級
部首:⽔
12画
“溌”を含む語句
活溌
溌剌
溌々
溌地
溌溂
溌墨
悧溌
不活溌
利溌
溌墨淋漓
溌刺
活溌溌地
溌猴
溌〻
溌皮
溌藍
無頼溌皮
生々溌剌
生気溌剌
生気溌溂
...
“溌”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
泉鏡花
作者不詳
泉鏡太郎
正岡容
三遊亭円朝
永井荷風
岡本綺堂