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溌墨
ふりがな文庫
“溌墨”の読み方と例文
読み方
割合
はつぼく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はつぼく
(逆引き)
こう一気に書いて来て、宋江はその
溌墨
(
はつぼく
)
の匂いとともに、心気すこぶる
爽快
(
そうかい
)
になった。無性に、何かうれしくなり、つづいてその後に。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
シナの名墨や、端溪などの
名硯
(
めいけん
)
について、同様な研究をしてみたらいわゆる墨色とか、
溌墨
(
はつぼく
)
とかいう東洋の墨の神秘に科学的な説明がある程度まで与えられるかもしれない。
八幡馬と墨の研究
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
溌墨
(
はつぼく
)
の具合も至極よろしい、試してご覧なさいと、おれの前へ大きな硯を
突
(
つ
)
きつける。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
溌墨(はつぼく)の例文をもっと
(5作品)
見る
溌
漢検準1級
部首:⽔
12画
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“溌墨”で始まる語句
溌墨淋漓
検索の候補
溌墨淋漓
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木暮理太郎
吉川英治
夏目漱石
中谷宇吉郎