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溌刺
ふりがな文庫
“溌刺”の読み方と例文
読み方
割合
はつらつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はつらつ
(逆引き)
まるで、人形のような
端正
(
たんせい
)
さと、
牡鹿
(
めじか
)
のような
溌刺
(
はつらつ
)
さで、現実世界にこんな造り物のような、
艶
(
あで
)
やかに
綺麗
(
きれい
)
な女のひとも住むものかと、ぼくは
呆然
(
ぼうぜん
)
、口をあけて見ていました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
そういって語る安宅の顔付には、その年頃の
溌刺
(
はつらつ
)
たる青年とは思えず、どこか海底の
小暗
(
こぐら
)
い
軟泥
(
なんでい
)
に
棲
(
す
)
んでいる
棘皮
(
きょくひ
)
動物の精が不思議な
身
(
み
)
の
上咄
(
うえばなし
)
を訴えているという風に思われた。
三人の双生児
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
溌刺(はつらつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
溌
漢検準1級
部首:⽔
12画
刺
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“溌”で始まる語句
溌剌
溌溂
溌
溌墨
溌々
溌地
溌猴
溌墨淋漓
溌〻
溌皮
“溌刺”のふりがなが多い著者
田中英光
海野十三