“溌溂”の読み方と例文
読み方割合
はつらつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
津留はこういうときまず舌に湿りをくれて精気溌溂はつらつとして、巧みにこわいろを使い分けながら極めて能弁に連打をあびせるのである。
思い違い物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
カリフォルニヤの明るい空の下で、溌溂はつらつと動いている少女の姿が、世界じゅうの無数のスクリンの上で、果物と太陽の香りを発散した。
(新字新仮名) / 池谷信三郎(著)
それがすべての人々のひそかな願いであり志望であって、もっとも元気溌溂はつらつたる人々や実際の政治を支配してる人々でさえそうだった。