“溌剌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はつらつ99.2%
いき/\0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近ごろ、ラジオでもよくやる、溌剌はつらつとした行進曲が、降る雪の伴奏のように思われて、こうした雪の道を歩くのに、ふさわしかった。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
たゞ人々よ、此の若気の過失、と元気の溌剌はつらつとを混同してはならない。同時に又、心境の自得と作者の沈滞とを誤認してはならない。
「私」小説と「心境」小説 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
さうした溌剌いき/\とした感覚に根ざしたあるものから、素裸な子供の心を直接にうつ、さうしたものをと心がけて居りますのです。
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)