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『秘境の日輪旗』
ふりがな文庫
『
秘境の日輪旗
(
ひきょうのにちりんき
)
』
明け方から降りだした雪が、お正午近くになっても、まだ、止まなかった。 灰色の空から、綿をちぎったような雪が、ヒラヒラと舞い落ちては、音もなく積って行く——。今朝、家を出る時には、それほど積っていなかったが、もう、十二、三センチは、たしかにあ …
著者
蘭郁二郎
初出
「秘境の日輪旗」少年文庫、新正堂、1942(昭和17)年9月25日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2時間51分(500文字/分)
朗読目安時間
約4時間45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
ミン
)
叩
(
だた
)
縛
(
じば
)
櫂
(
ブカン
)
香
(
かおり
)
碧玉
(
あおだま
)
空
(
あ
)
弾
(
は
)
崩
(
ほう
)
仇討
(
かたきう
)
前
(
めえ
)
頬
(
ほほ
)
透垣
(
すかしがき
)
空
(
むな
)
絃
(
つる
)
洒落
(
しゃ
)
泰
(
タイ
)
汚
(
きたな
)
舳
(
とも
)
船艙
(
ふなぐら
)
艫
(
へさき
)
怪
(
あやし
)
宛
(
あて
)
連
(
つらな
)
閉
(
た
)
弾
(
はじ
)
痩
(
やせ
)
真実
(
ほんと
)
祥
(
しょう
)
祥子
(
しょうこ
)
煎
(
い
)
空
(
から
)
細
(
こま
)
海鳴
(
うみなり
)
浮標
(
うき
)
注
(
そそ
)
沙汰
(
ざた
)
美味
(
おい
)
羨
(
うらやま
)
樽
(
だる
)
来
(
き
)
救
(
たす
)
船梁
(
ビーム
)
捻
(
ね
)
苦力
(
クリー
)
把手
(
とって
)
扉
(
とびら
)
往
(
ゆ
)
庇
(
ひさし
)
覆
(
くつがえ
)
諸
(
もろ
)
賄
(
まかない
)
赤錆
(
あかさ
)
距
(
へだた
)
銀鼠
(
ぎんねずみ
)
錆
(
さ
)
電鈴
(
でんれい
)
閃
(
ひら
)
吊床
(
つりどこ
)
叱
(
し
)
飛沫
(
ひまつ
)
勘違
(
かんちがい
)
隣
(
とな
)
可愛
(
かあい
)
交代
(
こうたい
)
頬鬚
(
ほほひげ
)
餞別
(
せんべつ
)
高岳
(
たかおか
)
縞
(
しま
)
餞
(
はなむけ
)
食卓
(
テーブル
)
繃帯
(
ほうたい
)
繋留
(
けいりゅう
)
罠
(
わな
)
美貌
(
びぼう
)
颱風
(
たいふう
)
顛覆
(
てんぷく
)
羽搏
(
はばた
)
顎
(
あご
)
翻
(
ひるがえ
)
翻訳
(
ほんやく
)
耳許
(
みみもと
)
肋木
(
ろくぼく
)
舳
(
へさき
)
電鍵
(
でんけん
)
艫
(
とも
)
鞭
(
むち
)
艙
(
くら
)
艘
(
そう
)
頂戴
(
ちょうだい
)
頑健
(
がんけん
)
舷側
(
げんそく
)
舵
(
かじ
)
頑張
(
がんば
)
胎生
(
たいせい
)
腸詰
(
ソーセージ
)
腑
(
ふ
)
腹
(
なか
)
肩章
(
けんしょう
)
肥
(
ふと
)