トップ
>
海鳴
ふりがな文庫
“海鳴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うみな
53.8%
うみなり
46.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うみな
(逆引き)
顕家は
綿
(
わた
)
のごとく疲れていたのにさてなかなか眠れなかった。——山風はつよく、麓では遠い兵馬の喧騒が
海鳴
(
うみな
)
りに似、夜じゅう、何か事ありげだった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕
(
ぼく
)
たちは、
夜
(
よる
)
となく、
昼
(
ひる
)
となく、あのゴーウ、ゴーウとほえるような、また
遠方
(
えんぽう
)
で、ダイナマイトで
石
(
いし
)
を
砕
(
くだ
)
くような
海鳴
(
うみな
)
りを
聞
(
き
)
きながら、
家事
(
かじ
)
のてつだいをしたり
風雨の晩の小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
海鳴(うみな)の例文をもっと
(7作品)
見る
うみなり
(逆引き)
証拠には、吊床——の上に戻ろうとした時、
猛
(
たけ
)
り狂う
海鳴
(
うみなり
)
の音や、例の無気味なきしみ音を、はっきり身近に感ずることが出来た。
秘境の日輪旗
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
彼は少しも立止ったり、あとをふりかえったりしないで、どんどん先を急ぐうちに、やがて遠くから
海鳴
(
うみなり
)
の音が聞えて来ました。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
海鳴(うみなり)の例文をもっと
(6作品)
見る
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人
検索の候補
鳴海
鳴海絞
鳴海潟
古鳴海
鳥鳴海
鳴海変
鳴海衆
鳴海三郎
鳴海大九郎
布忍富鳥鳴海
“海鳴”のふりがなが多い著者
ナサニエル・ホーソーン
鈴木牧之
山東京山
蘭郁二郎
吉川英治
小川未明
海野十三
泉鏡花