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祥
ふりがな文庫
“祥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さが
42.9%
しょう
28.6%
さち
7.1%
しやう
7.1%
しるし
7.1%
すが
7.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さが
(逆引き)
さるに
香央
(
かさだ
)
が家の事は、神の
四一
祈
(
う
)
けさせ給はぬにや、只秋の虫の
叢
(
くさむら
)
にすだくばかりの声もなし。ここに
疑
(
うたが
)
ひをおこして、此の
祥
(
さが
)
を妻にかたらふ。妻
四二
更に疑はず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
祥(さが)の例文をもっと
(6作品)
見る
しょう
(逆引き)
正に
春立
(
りっしゅん
)
ならんとする時、牡丹に雪の
瑞
(
ずい
)
といい、地蔵菩薩の
祥
(
しょう
)
といい、あなたは
授
(
さずか
)
りものをしたんじゃないか、
確
(
たしか
)
にそうだ、——お誓さん。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
祥(しょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
さち
(逆引き)
友人
(
いうじん
)
嘿斎翁
(
ぼくさいをう
)
曰
(
いはく
)
、(堀の内の人、宮治兵衛)花水祝ひといふ事は
淡路宮
(
あはぢのみや
)
瑞井
(
みづゐ
)
の
井中
(
ゐちゆう
)
に
多遅花
(
たちばな
)
の
落
(
おち
)
たる
祥
(
さち
)
ありし事の日本紀に見えたるに
濫觴
(
らんしやう
)
して、花水の
号
(
がう
)
こゝに
起立
(
おこれる
)
にやといはれき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
祥(さち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
しやう
(逆引き)
詩経
(
しきやう
)
には
男子
(
だんし
)
の
祥
(
しやう
)
とし、或は
六雄将軍
(
りくゆうしやうぐん
)
の名を
得
(
え
)
たるも
義獣
(
ぎじう
)
なればなるべし。
夏
(
なつ
)
は
食
(
しよく
)
をもとむるの
外
(
ほか
)
山蟻
(
やまあり
)
を
掌中
(
てのひら
)
に
擦着
(
すりつけ
)
、
冬
(
ふゆ
)
の
蔵蟄
(
あなごもり
)
にはこれを
䑜
(
なめ
)
て
飢
(
うゑ
)
を
凌
(
しの
)
ぐ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
祥(しやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
しるし
(逆引き)
かねて此の山に
栖
(
す
)
みつるとは聞きしかど、まさに其の音を聞きしといふ人もなきに、こよひのやどりまことに
五七
滅罪生善
(
めつざいしやうぜん
)
の
祥
(
しるし
)
なるや。かの鳥は
清浄
(
しやうじやう
)
の
地
(
ち
)
をえらみてすめるよしなり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
祥(しるし)の例文をもっと
(1作品)
見る
すが
(逆引き)
されば田原がことの果敢なき筋より出でゝ、媒の
女
(
ひと
)
も我が身には嬉しからねど、運は目に見えぬ處にありて、天の機は我々が心に量り難きに、年來ねがひたる
念慮
(
おもひ
)
の叶ふべき
祥
(
すが
)
かと
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
祥(すが)の例文をもっと
(1作品)
見る
祥
常用漢字
中学
部首:⽰
10画
“祥”を含む語句
不祥
吉祥寺
祥瑞
安祥
不祥事
吉祥
吉祥天
吉祥天女
文天祥
祥雲寺
祥月
駒込吉祥寺
祥子
瑞祥
発祥
祥月命日
発祥地
箕作麟祥
幸祥
吉祥果
...
“祥”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
蘭郁二郎
上田敏
蒲原有明
福沢諭吉
樋口一葉
幸田露伴
泉鏡花
岡本綺堂