“不祥事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふしょうじ57.1%
ふしやうじ28.6%
ふしゃうじ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまれ、数正の出奔は、家康が一生中の不祥事ふしょうじだったし、国中くにじゅうの大事件であった。彼は、即日、岡崎へ出向いた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝井玄龍の家の不祥事ふしやうじは、一向に解決しない上に、放つて置けばまだ續きさうなので、この間から八五郎に言ひ含めて、それとはなしに見張らせて置いたのが、何んの役にも立たなかつたわけです。
領主 暫時しばらく叫喚けうくわんくちぢよ、この疑惑ぎわくあきらかにしてその源流げんりう取調とりしらべん。しかのち、われ卿等おんみら悲歎なげきひきゐて、かたきいのちをも取遣とりつかはさん。づそれまでは悲歎ひたんしのんで、この不祥事ふしゃうじ吟味ぎんみしゅとせい。