“ふしょうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不祥事80.0%
不肖児20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両方の高等生から負傷者が十数名出た。優勝旗はズタ/\に裂かれてしまった。教育界の不祥事ふしょうじとして新聞が書き立てた。東引佐も西引佐も校長が引責辞職ということになった。
ある温泉の由来 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
『こんなもの贈られたら、またその屋敷に、不祥事ふしょうじが起るぞよ。射てしまうがいい』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幸いにして、なかるべき筈の一命をたもち、父祖ふそ食禄しょくろくをうけてきた幕府へも、いささか報恩の労をつくし得たことは、法月家の不肖児ふしょうじ弦之丞としてできすぎた僥倖ぎょうこう
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)