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『ある温泉の由来』
ふりがな文庫
『
ある温泉の由来
(
あるおんせんのゆらい
)
』
東引佐村と西引佐村は引佐川を境にして、東と西から相寄り添っている。名前から言っても、地勢から見ても、兄弟村だけれど、仲の悪いこと天下無類だ。何の因果か、喧嘩ばかりしている。両村の経緯は生きている人間の記憶以前に遡るものらしい。 僕がまだ小学 …
著者
佐々木邦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1936(昭和11)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約30分(500文字/分)
朗読目安時間
約50分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
交
(
まじわり
)
下
(
おろ
)
合
(
ごう
)
保
(
たもつ
)
悉皆
(
みんな
)
真
(
ほん
)
字
(
あざ
)
宜
(
い
)
巨
(
でか
)
彼方
(
あっち
)
扱
(
こ
)
此方
(
こっち
)
灼
(
あらた
)
些
(
ち
)
俺
(
わし
)
先方
(
むこう
)
反
(
そむ
)
夜々
(
よなよな
)
弾
(
はじ
)
性
(
たち
)
悉皆
(
すっかり
)
憤
(
おこ
)
敵
(
かな
)
暴風
(
しけ
)
未
(
ま
)
次第
(
わけ
)
況
(
ま
)
温泉
(
ゆ
)
澄
(
すま
)
稀
(
たま
)
覚
(
おぼ
)
貴
(
たっと
)
集
(
つど
)
面
(
つら
)
下心
(
したごころ
)
亀
(
かめ
)
二柱
(
ふたはしら
)
人魂
(
ひとだま
)
仲違
(
なかたが
)
何
(
ど
)
余所
(
よそ
)
僭越
(
せんえつ
)
冥土
(
めいど
)
出水
(
でみず
)
刎頸
(
ふんけい
)
劬
(
いたわ
)
勿体
(
もったい
)
占
(
し
)
却
(
かえ
)
厭
(
いや
)
吃驚
(
びっくり
)
名刹
(
めいさつ
)
嗾
(
け
)
境
(
さかい
)
夢枕
(
ゆめまくら
)
夥
(
おびただ
)
大切
(
だいじ
)
宥
(
なだ
)
寧
(
むし
)
小糠
(
こぬか
)
小若
(
こわか
)
尠
(
すくな
)
尤
(
もっと
)
巣籠
(
すごも
)
度
(
ど
)
引佐
(
いなさ
)
引見
(
いんけん
)
後生
(
ごしょう
)
惚気
(
のろけ
)
惹
(
ひ
)
所為
(
せい
)
所謂
(
いわゆる
)
拘引
(
こういん
)
捗
(
はかど
)
掠奪
(
りゃくだつ
)
攫
(
さら
)
旱魃
(
かんばつ
)
村是
(
そんぜ
)
水嵩
(
みずかさ
)
注
(
つ
)
流石
(
さすが
)
涌
(
わ
)
湿地
(
しっち
)
焚
(
た
)
煩悶
(
はんもん
)
燐
(
りん
)
牛耳
(
ぎゅうじ
)
甲羅
(
こうら
)
疎隔
(
そかく
)
皆
(
みんな
)
真物
(
ほんもの
)
祀
(
まつ
)
神聖
(
しんせい
)
祠
(
ほこら
)
穿鑿
(
せんさく
)
紙幣
(
さつ
)
素
(
もと
)
経緯
(
いきさつ
)
繕
(
つくろ
)
耄碌
(
もうろく
)