“夢枕”の読み方と例文
読み方割合
ゆめまくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は毎夜、父の亡霊が顔のまん中をおさえながら夢枕ゆめまくらに現れて、「鼻が欲しい、———鼻を返してくれ」と云い続ける声を聞いた。
うしたときにはまたみょう不思議ふしぎ現象ことかさなるものとえまして、わたくし姿すがたがそのみぎ漁師りょうしつま夢枕ゆめまくらったのだそうでございます。
「知っているとも。八幡様が夢枕ゆめまくらに立ったから、此方の若い衆が直ぐ行って、手前の方のまで序にさらって来たんだ。東引佐ひがしいなさ後生ごしょうが好い。自分で拵えた贋物をまつっているんだ」
ある温泉の由来 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)