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夢路
ふりがな文庫
“夢路”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆめぢ
71.4%
ゆめじ
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆめぢ
(逆引き)
と
問返
(
とひかへ
)
すうちにも、
一層
(
いつそう
)
、
妙
(
めう
)
な
夢路
(
ゆめぢ
)
を
辿
(
たど
)
る
心持
(
こゝろもち
)
のしたのは、
其
(
そ
)
の
差配
(
さはい
)
と
云
(
い
)
ふのは、こゝに三
軒
(
げん
)
、
鼎
(
かなへ
)
に
成
(
な
)
つて、
例
(
れい
)
の
柳
(
やなぎ
)
の
樹
(
き
)
を
境
(
さかひ
)
に、
同
(
おな
)
じくたゞ
垣
(
かき
)
一重
(
ひとへ
)
隔
(
へだ
)
つるのみ。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
お
峯
(
みね
)
は
此出來事
(
このできごと
)
も
何
(
なん
)
として
耳
(
みゝ
)
に
入
(
い
)
るべき、
犯
(
おか
)
したる
罪
(
つみ
)
の
恐
(
おそ
)
ろしさに、
我
(
わ
)
れか、
人
(
ひと
)
か、
先刻
(
さつき
)
の
仕業
(
しわざ
)
はと
今更
(
いまさら
)
夢路
(
ゆめぢ
)
を
辿
(
たど
)
りて、おもへば
此事
(
このこと
)
あらはれずして
濟
(
す
)
むべきや
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夢路(ゆめぢ)の例文をもっと
(10作品)
見る
ゆめじ
(逆引き)
かれは静かに身を起こし、しばらく流れをみつめてありしが、心はなお
夢路
(
ゆめじ
)
をたどれるがごとく、まなざしは遠き物をながむるさまなり。
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
今夜ばかりは、部落の人も、はじめて楽しい
夢路
(
ゆめじ
)
にはいっているのだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夢路(ゆめじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
夢
常用漢字
小5
部首:⼣
13画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“夢”で始まる語句
夢
夢中
夢現
夢寐
夢幻
夢心地
夢想
夢殿
夢見
夢魔
“夢路”のふりがなが多い著者
薄田淳介
高山樗牛
島崎藤村
新渡戸稲造
樋口一葉
国木田独歩
薄田泣菫
北原白秋
吉川英治
泉鏡花