“夢想”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むそう77.8%
むこう5.6%
ゆめ5.6%
イマージュ5.6%
トロイメライ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欧羅巴ヨーロッパで十六、七世紀の頃行った事を、今日なお夢みているものもあるか知らぬが、もはやかくの如き夢想むそうは一てきすべきである。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
船はシャロンのほうへわかれて行ったのであろう。そう思ってわたしたちはシャロンに着いたが、やはり船を見ることなしにまた進まなければならなかった。これがわたしの夢想むこう結末けつまつであった。
互ひに額を寄せ合つて、おまけに夢想ゆめで重苦しげで
冗談じゃない。どうしてあの虹が、そんな蓋然性に乏しいものなもんか。偶然か……それとも、レヴェズのうるわしい夢想イマージュだ。ことば
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
この中の有名な「夢想トロイメライ」はヴァイオリンやチェロに編曲して有名になっているが、カサルスのビクター・レコード(JE五九)は古い録音ながら名品で
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)