“夢想家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆめみるひと16.7%
むさうか16.7%
ゆめみるもの16.7%
スクルウヂ16.7%
ドリイマア16.7%
ファンタスト16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
デュアック その空しい智慧は神々の発語みことばでございました。夢想家ゆめみるひとも詩人も予言者も、みな神々の御声でございます。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
ぶた夢想家むさうかでした。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
彼は単に夢想家ゆめみるものではありませんでした。工兵士官なる彼は、土木学者でありしと同時に、また地質学者であり植物学者でありました。
ところが私は、いとも痩躯の、棒きれのやうに可細い腕しか持たぬ貧力者として、今やこの世に生を享けてゐる夢想家スクルウヂであつた。
天狗洞食客記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
『僕はこれで夢想家ドリイマアに見えるところがあるかね?』
我等の一団と彼 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
わたしが彼をこんな風に説明したからって、お笑いになっちゃいけません。無邪気で、何事に対しても感受性を持っていて、真情があります、つまり夢想家ファンタストなんですな。