夢想家スクルウヂ)” の例文
ところが私は、いとも痩躯の、棒きれのやうに可細い腕しか持たぬ貧力者として、今やこの世に生を享けてゐる夢想家スクルウヂであつた。
天狗洞食客記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)