“幻想曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ファンタジア60.0%
ファンタジヤ20.0%
ファンタジー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ワルトトイフェルの円舞曲（ワルツ）、タンホイゼルのローマ巡礼、ニコライの陽気な女房の序曲、アタリーの宗教行進曲、および、北極星といふ幻想曲（ファンタジア）、などが含まれていた。
ジャン・クリストフ：06 第四巻　反抗 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
そのうえ運の悪いことには、クリストフは自分の技能を見せるため、ピアノと管弦楽とのための幻想曲（ファンタジヤ）を一つ、その音楽会で聞かせることを不用意にも承諾した。
ジャン・クリストフ：07 第五巻　広場の市 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)
ショパンのピアノ芸術の最後の到達点であったと言われる「幻想曲（ファンタジー）＝ヘ短調（作品四九）」は、ショパンの甘美さをかなぐり捨てて、古典的な形式のうちに雄大深奥な瞑想（めいそう）を盛ったものであるが
楽聖物語 (新字新仮名) ／ 野村胡堂、野村あらえびす(著)