“瞑想”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいそう88.2%
めいさう9.2%
おも1.3%
メディテーション1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして、天上のあこがれと、地上の瞑想めいそうが、二人の少年によってほしいままにされている時、その場へ不意に一人の殺生者せっしょうものが現われました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
いつまでも変らずにある真鍮しんちゆうの香炉、花立、燈明皿——そんな性命いのちの無い道具まで、何となく斯う寂寞じやくまく瞑想めいさうに耽つて居るやうで
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
 明けくれば 国のかためを 身もあらに 瞑想おもひこらしつ 天皇すめらぎの まさきせと おみなべて 和ぐ日をや 民なべて らふ時を
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
高校生の保が瞑想メディテーションと自分の部屋の入口に貼紙するこころもち、そのこころもちの動機は、何と微妙に、しかもどっさり、ここの家の生活の明暮れにあることだろう。伸子は、ベルを鳴らした。
二つの庭 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)