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性命
ふりがな文庫
“性命”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいめい
66.7%
いのち
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいめい
(逆引き)
自然科学のうちで最も自然科学らしい医学をしてゐて、
exact
(
エクサクト
)
な学問といふことを
性命
(
せいめい
)
にしてゐるのに、なんとなく心の飢を感じて来る。生といふものを考へる。
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
文芸を
性命
(
せいめい
)
にするものは今少しうつくしい夢を見なければ
幅
(
はば
)
が
利
(
き
)
かない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
性命(せいめい)の例文をもっと
(2作品)
見る
いのち
(逆引き)
いつまでも変らずにある
真鍮
(
しんちゆう
)
の香炉、花立、燈明皿——そんな
性命
(
いのち
)
の無い道具まで、何となく斯う
寂寞
(
じやくまく
)
な
瞑想
(
めいさう
)
に耽つて居るやうで
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
追憶
(
おもひで
)
の林檎畠——昔若木であつたのも今は太い幹となつて、中には僅かに
性命
(
いのち
)
を保つて居るやうな虫ばみ朽ちたのもある。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
性命(いのち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“性命”の意味
《名詞》
性 命(せいめい)
生まれながらの性質と運命。
生命。
(出典:Wiktionary)
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
命
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“性”で始まる語句
性
性質
性急
性根
性分
性懲
性来
性悪
性癖
性情
“性命”のふりがなが多い著者
島崎藤村
夏目漱石
森鴎外