トップ
>
性根
ふりがな文庫
“性根”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうね
80.3%
しやうね
11.3%
せうね
2.8%
しゃうね
1.4%
しょうこん
1.4%
しようね
1.4%
シヤウネ
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうね
(逆引き)
ただし、なにか思うところがあってやっているのか、それとも
出鱈目
(
でたらめ
)
なのか、こんな
風来人
(
ふうらいじん
)
のことだから、
性根
(
しょうね
)
のほどはわからない。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
性根(しょうね)の例文をもっと
(50作品+)
見る
しやうね
(逆引き)
と
其
(
そ
)
の
呆
(
あき
)
れ
顔
(
がほ
)
を
掌
(
てのひら
)
でべたりと
撫
(
な
)
でる。と
此処
(
こゝ
)
へ
一人
(
ひとり
)
で
遣
(
や
)
つて
来
(
く
)
るほど
性根
(
しやうね
)
の
据
(
すは
)
つた
奴
(
やつ
)
、
突然
(
いきなり
)
早腰
(
はやごし
)
も
抜
(
ぬ
)
かさなんだが、
目
(
め
)
を
蔽
(
おほ
)
ふて、
面
(
おもて
)
を
背
(
そむ
)
けて
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
性根(しやうね)の例文をもっと
(8作品)
見る
せうね
(逆引き)
小利口
(
こりこう
)
なるは
狡
(
ず
)
るき
性根
(
せうね
)
をやしなうて
面
(
めん
)
かぶりの
大變
(
たいへん
)
ものに
成
(
なる
)
もあり、しやんとせし
氣性
(
きせう
)
ありて
人間
(
にんげん
)
の
質
(
たち
)
の
正直
(
せうぢき
)
なるは、すね
者
(
もの
)
の
部類
(
ぶるい
)
にまぎれて
其身
(
そのみ
)
に
取
(
と
)
れば
生涯
(
せうがい
)
の
損
(
そん
)
おもふべし
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
性根(せうね)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しゃうね
(逆引き)
さて
其外
(
そのほか
)
では、
何
(
なん
)
であらうか?
性根
(
しゃうね
)
の
亂
(
みだ
)
れぬ
亂心
(
らんしん
)
……
息
(
いき
)
の
根
(
ね
)
をも
杜
(
と
)
むる
苦
(
にが
)
い
物
(
もの
)
。……
命
(
いのち
)
を
砂糖漬
(
さとうづけ
)
にする
程
(
ほど
)
の
甘
(
あま
)
い
物
(
もの
)
。さらば。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
性根(しゃうね)の例文をもっと
(1作品)
見る
しょうこん
(逆引き)
ベートーヴェンと私との交際の全部の経歴中で、この十一月のせっぱ詰まった一日に比較され得るどんな日をも私は他には見いだせない。……彼はあの日、
性根
(
しょうこん
)
まで打撃を受けていた。
ベートーヴェンの生涯:02 ベートーヴェンの生涯
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
性根(しょうこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
しようね
(逆引き)
若
(
も
)
しさもあらば、貫一はその身の境遇とともに堕落して
性根
(
しようね
)
も腐れ、身持も
頽
(
くづ
)
れたるを想ふべし、とかくは好みて昔の縁を
繋
(
つな
)
ぐべきものにあらず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
性根(しようね)の例文をもっと
(1作品)
見る
シヤウネ
(逆引き)
腹は何処までも若立役でありながら、酒の為に道化役のやうな表現をとると言ふ
性根
(
シヤウネ
)
であり、恭太は
純
(
ヅブ
)
の阿呆でありながら、笑へぬ所を持つてゐるといふ役。
市村羽左衛門論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
性根(シヤウネ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“性根”の意味
《名詞1》
一つのことを長くやり続ける根気。「性根が尽き果てる」
《名詞2》
その人の根本的な心の持ち方。「性根の腐ったやつ」
(出典:Wiktionary)
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“性根”で始まる語句
性根場
検索の候補
性根場
其性根
根性
下司根性
盗人根性
土根性
折助根性
継子根性
狼根性
奴根性
“性根”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
ロバート・ルイス・スティーブンソン
長谷川伸
樋口一葉
三上於菟吉
岩野泡鳴
梅崎春生
二葉亭四迷
ロマン・ロラン