“小利口”の読み方と例文
読み方割合
こりこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小利口(こりこう)にきび/\と立𢌞(たちま)はつて、朝(あさ)は六(む)つ前(まへ)から起(お)きて、氣輕(きがる)身輕(みがる)は足輕(あしがる)相應(さうおう)、くる/\とよく働(はたら)く上(うへ)、早(はや)く江戸(えど)の水(みづ)に染(し)みて、早速(さつそく)情婦(いろ)を一(ひと)つと云(い)ふ了簡(れうけん)から
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
小利口(こりこう)なるは狡(ず)るき性根(せうね)をやしなうて面(めん)かぶりの大變(たいへん)ものに成(なる)もあり、しやんとせし氣性(きせう)ありて人間(にんげん)の質(たち)の正直(せうぢき)なるは、すね者(もの)の部類(ぶるい)にまぎれて其身(そのみ)に取(と)れば生涯(せうがい)の損(そん)おもふべし
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
小利口(こりこう)にきび/\と立𢌞(たちまは)る、朝(あさ)は六(む)つ前(まへ)から起(お)きて、氣輕(きがる)身輕(みがる)は足輕(あしがる)相應(さうおう)、くる/\とよく働(はたら)く上(うへ)、早(はや)く江戸(えど)の水(みづ)に染(し)みて早速(さつそく)に情婦(いろ)を一(ひと)つと云(い)ふ了簡(れうけん)から、些(ち)と高(たか)い鼻柱(はなばしら)から手足(てあし)の爪(つめ)まで
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)