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氣輕
ふりがな文庫
“氣輕”の読み方と例文
新字:
気軽
読み方
割合
きがる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きがる
(逆引き)
母親
(
はゝおや
)
は五十ばかり、
黒地
(
くろぢ
)
のコートに
目立
(
めだ
)
たない
襟卷
(
えりまき
)
して、
質素
(
じみ
)
な
服姿
(
みなり
)
だけれど、ゆつたりとして
然
(
しか
)
も
氣輕
(
きがる
)
さうな
風采
(
とりなり
)
。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「やあ
昨夜
(
さくや
)
は。
今
(
いま
)
御歸
(
おかへ
)
りですか」と
氣輕
(
きがる
)
に
聲
(
こゑ
)
を
掛
(
か
)
けられたので、
宗助
(
そうすけ
)
も
愛想
(
あいそ
)
なく
通
(
とほ
)
り
過
(
す
)
ぎる
譯
(
わけ
)
にも
行
(
ゆ
)
かなくなつて、
一寸
(
ちよつと
)
歩調
(
ほてう
)
を
緩
(
ゆる
)
めながら、
帽子
(
ばうし
)
を
取
(
と
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
かう言つた
曖昧
(
あいまい
)
茶屋などは、確とした請人も證文もなく、
氣輕
(
きがる
)
に
安値
(
やすね
)
に人身賣買が行はれたのでせう。
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
氣輕(きがる)の例文をもっと
(7作品)
見る
氣
部首:⽓
10画
輕
部首:⾞
14画
“氣”で始まる語句
氣
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泉鏡花
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