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性分
ふりがな文庫
“性分”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうぶん
84.2%
しやうぶん
12.3%
せうぶん
1.8%
たち
1.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうぶん
(逆引き)
持って生まれた世話好きな
性分
(
しょうぶん
)
から、金兵衛はこの混雑を見ていられないというふうで、肩をゆすりながら上の伏見屋から出て来た。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
性分(しょうぶん)の例文をもっと
(48作品)
見る
しやうぶん
(逆引き)
夫
(
それ
)
がいけないので、
私
(
わつし
)
は
子供
(
こども
)
の
時分
(
じぶん
)
から、人の見て
居
(
ゐ
)
る
前
(
まい
)
では物は
喰
(
く
)
はれない
性分
(
しやうぶん
)
ですから、
何卒
(
どうぞ
)
帰
(
かへ
)
つて下さい、お願ひでございますから。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
性分(しやうぶん)の例文をもっと
(7作品)
見る
せうぶん
(逆引き)
全
(
まつた
)
くは
私
(
わたし
)
に
御飽
(
おあ
)
きなされたので
此樣
(
こう
)
もしたら
出
(
で
)
てゆくか、
彼樣
(
あゝ
)
もしたら
離縁
(
りゑん
)
をと
言
(
い
)
ひ
出
(
だ
)
すかと
苦
(
いぢ
)
めて
苦
(
いぢ
)
めて
苦
(
いぢ
)
め
拔
(
ぬ
)
くので
御座
(
ござ
)
りましよ、
御父樣
(
おとつさん
)
も
御母樣
(
おつかさん
)
も
私
(
わたし
)
の
性分
(
せうぶん
)
は
御存
(
ごぞん
)
じ
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
性分(せうぶん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たち
(逆引き)
もっとも父は
疳癖
(
かんぺき
)
の強い割に陰性な男だったし、母は
長唄
(
ながうた
)
をうたう時よりほかに、大きな声の出せない
性分
(
たち
)
なので、僕は二人の言い争そう現場を、父の死ぬまでいまだかつて目撃した事がなかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
性分(たち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“性分”の意味
《名詞》
生まれつきまたは元々持っている性質。天性。たち。
(出典:Wiktionary)
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“性分”の類義語
質
性
根
気性
気象
性情
素質
真性
資質
“性”で始まる語句
性
性質
性急
性根
性懲
性来
性悪
性情
性癖
性來
検索の候補
不可分性
“性分”のふりがなが多い著者
佐々木邦
内田魯庵
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夏目漱石
佐左木俊郎
樋口一葉
有島武郎
吉川英治
蒲原有明
林不忘