“性分”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しょうぶん82.0%
しやうぶん14.0%
せうぶん2.0%
たち2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“性分”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「それだ。無器用に生まれついて来たのは性分しょうぶんでしかたがないとしても、もうすこしあれには経済の才をくれたい。」
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
如何にドラッジェリーのツモリでもツルゲーネフを外字新聞なみに片附ける事は二葉亭の性分しょうぶんとして出来得なかった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
私は好きではあるが二杯以上はのめないし、それにこんなところで、長つたらしく腰をゑてのんではゐられない性分しやうぶん
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
「や、伯父をぢさん」と蒋生しやうせい蘇生よみがへつたやうにおもつて、はじめて性分しやうぶんこゑして伸上のびあがる。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼樣あゝもしたら離縁りゑんをとすかといぢめていぢめていぢくので御座ござりましよ、御父樣おとつさん御母樣おつかさんわたし性分せうぶん御存ごぞんじ、よしや良人おつと藝者狂げいしやぐるひなさらうとも
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もっとも父は疳癖かんぺきの強い割に陰性な男だったし、母は長唄ながうたをうたう時よりほかに、大きな声の出せない性分たちなので、僕は二人の言い争そう現場を、父の死ぬまでいまだかつて目撃した事がなかった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)