“たち”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タチ
語句割合
30.0%
16.9%
性質14.5%
太刀13.4%
9.4%
4.5%
3.7%
1.5%
0.6%
0.5%
大刀0.4%
性格0.4%
0.3%
0.2%
出発0.2%
0.2%
0.2%
気質0.2%
0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
横刀0.1%
主人0.1%
生質0.1%
など0.1%
傔仗0.1%
品質0.1%
天賦0.1%
居館0.1%
性來0.1%
性分0.1%
性向0.1%
性情0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
木刀0.1%
氣質0.1%
0.1%
0.1%
発足0.1%
0.1%
種類0.1%
絵筋0.1%
0.1%
經過0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ややもすればの悪い私たちの馬は駈け出そうとするので、坂道の上に近づくと、わたしの心臓の動悸はいよいよ激しくなってきた。
揶揄一番した。ナカ/\が悪い。態〻二流会社を志望する僕達は決して優秀でないから、ったいような心持で顔を見合せた。
恩師 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
彼は又優良なの卵を孵化して、小作人たちの飼つてゐる古い、よぼ/\の、性質のよくないとたゞで取替へてやることを申出た。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
男は、樺桜直垂梨打烏帽子をかけて、打ち出しの太刀濶達いた、三十ばかりの年配で、どうやら酒に酔っているらしい。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
苦労の中にもる神の結びいし縁なれや嬉しきを宿して帯の祝い芽出度びし眉間て騒がしき鳥羽伏見の戦争。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
相違が、らかに袖子えてきた。さものんきそうなさんとちがって、彼女自分らねばならなかった。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「しかしまたことによると、この擒人となっている咲耶子を助けだそうという考えで、この甲府潜伏しているようにも考える」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
されど彼等に罰を恐れざらしめんため、禍ひの爪少しくこゝを離るべし、我はこのまゝこの處に坐して 一〇〇—一〇二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
百難て彼の進路を妨ぐるといえども彼の確信はも動くことなく、ついに麁粗ながらも英国をして公義と平等とに基する共和国となすに至れり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
種々にされける所さしも世に明奉行の吟味故其言葉肺肝見透す如くにて流石の平左衞門も申掠る事能はずと雖も奸智たる曲者ゆゑまち答への趣意を變じて其身の
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その余の者は思い思いの半裸のすがた、抜身大刀を肩にした数人の者を先登に、あとは一抱えもあろうかと思われるばかりのの丸太を四五人していで参る者もあり
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
成程智恵子は遊戯などに心を打込む様な性格でないと思つたので、お利代は感心した様に
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
これにて愚僧が犯せる罪科の跡は自然立消えになり候事とて、ほつと一息付き候ものゝ、実はまんまとわが身の悪事を他人に塗付け候次第に候間、日数候につれていよいよ寝覚あしく
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
彼女は自分のにその子を置いて、またもの板の前にった。そうして時々針の手をやめては、暖かそうにているその顔を、心配そうに上からき込んだ。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「オヤ! 細川先生、老先生は今東京へお出発になりました!」と呼吸をはずまして老僕は細川の前へ突立った。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
御身のうちにあるものは凡て茫漠として平板である。坦々たる平原のあいだにの低い々が、まるで点か記号のように突起しているだけで、何ひとつ人の眼を惹き、心を魅惑するものがない。
百樹曰、小千谷にいふ、小千谷の岩居が家に旅宿せし時(天保七年八月)或日、山水の秋景ばやとていで、小千谷の前に流るゝ川に臨岡にのぼり、用意したるをかく。
「それがが身の悪い気質じゃ。たんと駄々をいうて、この年老った母を困らせるがよいわ」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暫時なりとも取外す儀はひ難し其故は聖護院宮樣御配下天一坊樣御身分は當將軍吉宗公の未だ紀州公御部屋住の時分女中に御儲けの若君にて此度江戸表へ御下向あり御親子御對顏の上は大方は西の丸へらせらるべし左樣にからぬ御身分にて徳川は御苗字なり御定紋なり其方が少しもじるには
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ここに八十建に宛てて、八十膳夫けて、人ごとに佩けてその膳夫どもに、誨へたまはく、「歌を聞かば、一時に斬れ」とのりたまひき。
降らずとも、もはらその國をけし横刀あれば、このを降さむ。
かれここに御合ひしたまひて、その御刀の草薙のを、その美夜受比賣のもとに置きて、伊服岐の山三一の神を取りに幸でましき。
この時に當りて、その御髮に結はせり。ここに小碓の命、その倭比賣の命御衣御裳を給はり、御懷れていでましき。
こそ御みあるが然るべしと道理をして諫言に及びければ流石強慾の五兵衞も初めて道理と思ひ終に持參金のたる樣子なれば久八は此
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
て與へざる事なども有しかば藤五郎は倩々ふやう實子佐五郎出生以來養父母には我が兄弟をとんずること甚しければ兄弟の中へはとても家督るまじ家名相續の出來ぬものなれば身を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かれその横刀を受け取りたまふ時に、その熊野の山のぶる神おのづからみな切りさえき。ここにそのをえ伏せる御軍悉に寤め起ちき。
この時に熊野の高倉下、一横刀をもちて、天つ神の御子せるに到りて獻る時に、天つ神の御子、すなはちめ起ちて、「長寢しつるかも」と詔りたまひき。
この場合、先刻延若が乗気になつて買つて出た主人役が、蛙のやうに踏み潰されてゐようが、一向気にかけてはならない。
書き卸しが出来て、仮に主人役を延若に振らうといふ事になると、南北は自慢の脚本を懐中に先づ延若を訪ねる。
でのれなるに此身あるさまのはずとせばとせん退ぞくはらぬならねど義理ゆゑくと御存じにならば御情ぶかき御心としてもあれよくばとせらるゝでなしらでも御弱きお生質なるに如何つきつめた御覺悟
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かへる人事にして御不憫さま此程よりのおひのもとはとはゞゆゑならず柔和しき御生質とてへとてははぬほどさらにいとほしお中々ふやうなにはあらず御覽ぜばおりになるべけれど御前さま無情返事もしばされなばのまゝに居給ふまじき御决心ぞと
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
私はそこへりに行きたいのですけれども、そこへ行きますと例の関所がありますので、関所の役人などに逢うたり、あるいは山都の中にはどうせ猜疑心の深い商人も居るであろう。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
宮廷から賜る資人傔仗も、大貴族の家の門地の高さを示すものとして、美々しく著飾らされて、皆任地へついて行った。そうして、奈良の家には、その年は亦とりわけ、寂しい若葉の夏が来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
この男は、自分が年齢の半分も子供に見られ度がる嗜好から、自ら『お雄坊』と名告っていると云う程の品質で、エミ子さんが結婚する前には、幾度か付け文をしたことのある男です。
四月馬鹿 (新字新仮名) / 渡辺温(著)
なあ甲助、どうせ養子をするほども無い財産だから、が勧める嚊の甥なんぞの気心も知れねえを入れるよりは、怜悧天賦いあの源三におらがったものは不残るつもりだ。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
かれの居館が、下野の田沼に近い田原にあるところから田原ノ藤太ともいわれ、俵藤太とも書かれている。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
卯平るから不器用容子をしてて、ろしく手先器用性來であつた。それで仕事るとつてからは方々はれてんだ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
もっとも父は疳癖の強い割に陰性な男だったし、母は長唄をうたう時よりほかに、大きな声の出せない性分なので、僕は二人の言い争そう現場を、父の死ぬまでいまだかつて目撃した事がなかった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それも——井深君は殊の外内気な性向で、かつ多分それ故に謹直で、ついぞ遊びもしないし、酒も飲まないし、女の噂さえも滅多に口にすることのない人間なのだが
少女 (新字新仮名) / 渡辺温(著)
彼は、頼もしいと思うと、打ち込む性情であった。佐久間、柴田、前田、そして藤吉郎などという幕下は、皆、信長が真実、打ち込んでいるたちだった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
葛の三ツ葉が、青く重なり合い、その下から川の瀬音が、葉をむくむくとげるようにして、耳にって来る、対岸の山を仰ぐと、斜めにっ立った、禿げちょろの「ぎ」の傍には唐松の林が
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
切端反古へ駄菓子をんで、これが目金だ、万世橋を覚えたまえ、求肥製だ、田舎の祭に飴屋が売ってるのとはが違う、江戸伝来の本場ものだ。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「いや、ものです。」
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
木刀をつかはせ、木刀をつかはせ。」
天狗洞食客記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
私の友達は、すこし意固地なくらゐ我儘なところがあつて、身にそぐはない洋服や帽子の飾りをつけて歩くことの出來る氣質ではなかつた。三年や五年着るものに不自由するとは思へない。
あるとき (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
ほど迷う道多くて自分ながら思い分たず、うろ/\する日は愈〻となり、義経袴男山八幡の守りくけ込んでなと片頬られし昨日の声はまだ耳に残るに、今
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
あくなき色慾にただれ、美食管絃の遊楽に疲れての大名病にもこのがあるが、重喜のはそのとはなはだ異なる心病だ。イヤ、神経衰弱といおう、そのほうが、かれの今の心持にピッタリと合う。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それでは明日にもにお発足遊ばして下さい、は御恩になったお方ゆえ大事と思うから手厚くお世話をするのでございます、それを恩に掛けるなれば
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私はまた親睦会というから大方演じゅつ会のようなのもんかしらとおもったら、なアにやっぱりの好い寄席だネ。此度文さんも往ッて御覧な、木戸は五十銭だヨ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「この子、絵筋がええさかい、きばって描かそか……」
其方儀不正の無之而已ならずが家の衰頽再興せんことを年來心掛はへたる金子をむ事なく叔母早へ分與へたるはなり義なり憑司次郎とりをを退ひたるは智なり又梅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大切に待遇けり夫より又半年程經過主用にて又々大坂へり尼ヶ崎へも立寄べき事有りて金四百五十兩をの旅なれば駕籠より乘掛が宜しと供人も引連てぞ登りける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)