“居館”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょかん40.0%
やかた40.0%
たち20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父祖代々の住居である躑躅つつじさき居館きょかんのほかに、「御新府」と称する新城を、甲州韮崎にらさきほとりに築いて、もうそこへ引き移っているという事実であった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もう一ヵ所の、東のふもと居館きょかんをもっている同族の当主で、つまりその人が李家荘りかそうのおあるじ……。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小町の父親小野良実よしざねの居城の跡の桐木田やら小町の母親の実家町田氏の居館やかたの跡の泉沢やら、およそ小町に因みのある雄勝郡内の古蹟を踏査してみた。
小町の芍薬 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
兄やあによめの近頃のお生活方くらしかただの、御家人どもが争って、宏壮な居館やかたを建てたり、飲んだり遊び明したり、私闘に日を暮したりしている有様をながめると、わしの心は楽しまぬ。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれの居館たちが、下野の田沼に近い田原にあるところから田原ノ藤太ともいわれ、俵藤太とも書かれている。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)