“きょかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
居館28.6%
巨漢28.6%
巨艦28.6%
巨幹14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう一ヵ所の、東のふもと居館きょかんをもっている同族の当主で、つまりその人が李家荘りかそうのおあるじ……。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「全く困ったことになりましたよ」巨漢きょかんの理学士は顔を曇らせて云った。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ロスアンゼルスへの外港、サンピイドロの海は、巨艦きょかんサラトガ、ミシシッピイ等の船腹を銀色に光らせ、いぶし銀のようにくすんでいました。曇天どんてんゆえもあって、海も街も、重苦しい感じでした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
一世紀半にわたって、日本全土に根を張ってきた政体の巨幹きょかんである。この組織が、とたのんで
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)