“巨艦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょかん66.7%
きよかん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、忽ち起る爆発音と大水柱と大きなうねりとの交響楽こうきょうがく! 巨艦きょかんの姿は、水柱の蔭に全く見えなくなってしまった。
ロスアンゼルスへの外港、サンピイドロの海は、巨艦きょかんサラトガ、ミシシッピイ等の船腹を銀色に光らせ、いぶし銀のようにくすんでいました。曇天どんてんゆえもあって、海も街も、重苦しい感じでした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
やが本艦ほんかん間際まぎはになつたが、うみ盤水ばんすいうごかすがごとく、二千七百とん巨艦きよかんゆらり/\とたかく、ひくく、端艇たんていあきのごとく波浪なみをどつて、とて左舷々梯さげんげんてい寄着よりつこと出來できない。
われ百萬ひやくまん巨艦きよかんあり。 雲霞うんかごと將士しやうしあり。