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曇天
ふりがな文庫
“曇天”の読み方と例文
読み方
割合
どんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんてん
(逆引き)
穴釣りはどうかと思はれるどんより暖い
曇天
(
どんてん
)
で、富士の姿は全く見えなかつた。旭ヶ丘の宿を朝五時に出たが、案内小屋にはもう
焚火
(
たきび
)
が燃えて居た。
釣十二ヶ月
(新字旧仮名)
/
正木不如丘
(著)
毎日の
曇天
(
どんてん
)
。十一月の
半過
(
なかばす
)
ぎ。
寂
(
しん
)
とした根岸の里。湿った道の
生垣
(
いけがき
)
つづき。自分はひとり、
時雨
(
しぐれ
)
を恐れる
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
を
杖
(
つえ
)
にして、落葉の多い車坂を
上
(
あが
)
った。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
彼等
(
かれら
)
は
皆
(
みな
)
、この
曇天
(
どんてん
)
に
押
(
お
)
しすくめられたかと
思
(
おも
)
ふ
程
(
ほど
)
、
揃
(
そろ
)
つて
脊
(
せい
)
が
低
(
ひく
)
かつた。さうして
又
(
また
)
この
町
(
まち
)
はづれの
陰慘
(
いんさん
)
たる
風物
(
ふうぶつ
)
と
同
(
おな
)
じやうな
色
(
いろ
)
の
著物
(
きもの
)
を
著
(
き
)
てゐた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
曇天(どんてん)の例文をもっと
(17作品)
見る
曇
常用漢字
中学
部首:⽇
16画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
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曇天光
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