トップ
>
風物
ふりがな文庫
“風物”の読み方と例文
読み方
割合
ふうぶつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふうぶつ
(逆引き)
甲の俳人も天地の景勝
風物
(
ふうぶつ
)
を諷詠する、その間に挨拶の意味を
罩
(
こ
)
めて。乙もまたそれに答えて花鳥風月を諷詠する、同じく挨拶の意味を罩めて。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
彼等
(
かれら
)
は
皆
(
みな
)
、この
曇天
(
どんてん
)
に
押
(
お
)
しすくめられたかと
思
(
おも
)
ふ
程
(
ほど
)
、
揃
(
そろ
)
つて
脊
(
せい
)
が
低
(
ひく
)
かつた。さうして
又
(
また
)
この
町
(
まち
)
はづれの
陰慘
(
いんさん
)
たる
風物
(
ふうぶつ
)
と
同
(
おな
)
じやうな
色
(
いろ
)
の
著物
(
きもの
)
を
著
(
き
)
てゐた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
名所旧蹟地には茶店や料亭は付きもので、またそれが
点景
(
てんけい
)
の
風物
(
ふうぶつ
)
にもなっている。
琵琶亭
(
びわてい
)
などもまさにそんな画中の
水亭
(
すいてい
)
だった。画中の客となった心地である。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
風物(ふうぶつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“風物”の意味
《名詞》
風物(ふうぶつ)
季節の物。
季節ごとの眺め。風景。景色。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“風物”で始まる語句
風物教授
検索の候補
風物教授
古琉球風物詩集
物怪風
物語風
夢物語風
洋風建物内
洋風建築物
“風物”のふりがなが多い著者
高浜虚子
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花
芥川竜之介