“点景”の読み方と例文
読み方割合
てんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名所旧蹟地には茶店や料亭は付きもので、またそれが点景(てんけい)の風物(ふうぶつ)にもなっている。琵琶亭(びわてい)などもまさにそんな画中の水亭(すいてい)だった。画中の客となった心地である。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼女は花びらを一つずつ用い草の葉や、草の実をたくみに点景(てんけい)した。ときには帯(おび)のあいだにはさんでいる小さい巾着(きんちゃく)から、砂粒(すなつぶ)ほどの南京玉(なんきんだま)を出しそれを花びらのあいだに配(はい)した。
花をうめる (新字新仮名) / 新美南吉(著)