“砂粒”の読み方と例文
読み方割合
すなつぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お父さんが云わしたばい、あア、おばっさん! 戦争の時、鑵詰(かんづめ)に石ぶち込んで、成金さなったものもあるとじゃもの、俺がとは砂粒(すなつぶ)よか、こまかいことじゃ云うて……」
風琴と魚の町 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
彼女は花びらを一つずつ用い草の葉や、草の実をたくみに点景(てんけい)した。ときには帯(おび)のあいだにはさんでいる小さい巾着(きんちゃく)から、砂粒(すなつぶ)ほどの南京玉(なんきんだま)を出しそれを花びらのあいだに配(はい)した。
花をうめる (新字新仮名) / 新美南吉(著)
私はまた足もとの砂(すな)を見ましたらその砂粒(すなつぶ)の中にも黄いろや青や小さな火がちらちらまたたいているのでした。恐(おそ)らくはそのツェラ高原の過冷却湖畔(かれいきゃくこはん)も天の銀河(ぎんが)の一部(いちぶ)と思われました。
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)