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砂粒
ふりがな文庫
“砂粒”の読み方と例文
読み方
割合
すなつぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなつぶ
(逆引き)
「お父さんが云わしたばい、あア、おばっさん! 戦争の時、
鑵詰
(
かんづめ
)
に石ぶち込んで、成金さなったものもあるとじゃもの、俺がとは
砂粒
(
すなつぶ
)
よか、こまかいことじゃ云うて……」
風琴と魚の町
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
彼女は花びらを一つずつ用い草の葉や、草の実をたくみに
点景
(
てんけい
)
した。ときには
帯
(
おび
)
のあいだにはさんでいる小さい
巾着
(
きんちゃく
)
から、
砂粒
(
すなつぶ
)
ほどの
南京玉
(
なんきんだま
)
を出しそれを花びらのあいだに
配
(
はい
)
した。
花をうめる
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
私はまた足もとの
砂
(
すな
)
を見ましたらその
砂粒
(
すなつぶ
)
の中にも黄いろや青や小さな火がちらちらまたたいているのでした。
恐
(
おそ
)
らくはそのツェラ高原の
過冷却湖畔
(
かれいきゃくこはん
)
も天の
銀河
(
ぎんが
)
の
一部
(
いちぶ
)
と思われました。
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
砂粒(すなつぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
粒
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
“砂”で始まる語句
砂
砂利
砂漠
砂礫
砂埃
砂塵
砂糖
砂丘
砂煙
砂地
“砂粒”のふりがなが多い著者
林芙美子
新美南吉
宮沢賢治
芥川竜之介