“すなつぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
砂粒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分は客と話しながら、入院の支度したくを急いでいる妻や伯母を意識していた。すると何か舌の先に、砂粒すなつぶに似たものを感じ出した。自分はこのごろ齲歯むしばにつめたセメントがとれたのではないかと思った。
子供の病気:一游亭に (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)