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齲歯
ふりがな文庫
“齲歯”の読み方と例文
旧字:
齲齒
読み方
割合
むしば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしば
(逆引き)
物を食べるころになると、子供も同じように
齲歯
(
むしば
)
に悩まされた。笹村はそこにも、自分の体を年々侵しているらしい悪い血を見た。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ある時佐助
齲歯
(
むしば
)
を病み右の頬が
夥
(
おびただ
)
しく
脹
(
は
)
れ上り夜に入ってから苦痛
堪
(
た
)
え難きほどであったのを
強
(
し
)
いて
怺
(
こら
)
えて色に表わさず折々そっと
合嗽
(
うがい
)
を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
家の財政のことなど知らない子供の私なぞは、
却
(
かえ
)
って奥の
齲歯
(
むしば
)
の抜けたあとのあの涼しさや珍らしさのようなものさえ、すう/\感じました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
齲歯(むしば)の例文をもっと
(27作品)
見る
齲
漢検1級
部首:⿒
24画
歯
常用漢字
小3
部首:⽌
12画
“齲歯”の関連語
歯痛
虫歯
“齲”で始まる語句
齲
齲齒
齲齒笑
“齲歯”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
武田麟太郎
小島烏水
薄田泣菫
徳田秋声
吉川英治
中里介山
谷崎潤一郎
岡本綺堂
坂口安吾