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齲
ふりがな文庫
“齲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしば
80.0%
むし
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしば
(逆引き)
象はガリガリ戸棚のなかで暴れた。(ガリガリガリと云ふ音は、その頃正三の
齲
(
むしば
)
歯を切り取った厭な機械の音に似てゐた。)
恐怖教育
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
そういう「近代」が、——生活の生地が——名人六代目菊五郎をさえ
齲
(
むしば
)
んでいないとは云えないと思います。
役者の顔
(新字新仮名)
/
木村荘八
(著)
齲(むしば)の例文をもっと
(4作品)
見る
むし
(逆引き)
そして、年ばえもそう大しては違わない、一つか二つほど上であろう。色が白くて、
笑靨
(
えくぼ
)
が深かった、笑うと、すこし
齲
(
むし
)
の
蝕
(
く
)
っている
糸切歯
(
やえば
)
が唇からこぼれて見える。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
齲(むし)の例文をもっと
(1作品)
見る
齲
漢検1級
部首:⿒
24画
“齲”を含む語句
齲歯
齲齒
齲齒笑
“齲”のふりがなが多い著者
木村荘八
吉川英治
岡本かの子
原民喜
坂口安吾