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疳癖
ふりがな文庫
“疳癖”の読み方と例文
読み方
割合
かんぺき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぺき
(逆引き)
前次様は通称を紋之丞さまと仰せられ、武張った方で、少しも色気などは無く、
疳癖
(
かんぺき
)
が起るとつか/\/\と物を仰しゃいます。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それは倉地が葉子のしつっこい
挑
(
いど
)
みと、激しい
嫉妬
(
しっと
)
と、理不尽な
疳癖
(
かんぺき
)
の発作とを避けるばかりだとは葉子自身にさえ思えない
節
(
ふし
)
があった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
権十郎
(
ごんじゅうろう
)
の真柴久次、持前の
疳癖
(
かんぺき
)
の強き殿様なれば評よし。
秀調
(
しゅうちょう
)
の淀の方、
貫目
(
かんめ
)
は確なり。小団次の矢田平、
思切
(
おもいきっ
)
て派手にこなしたれば、役者だけのことはありたり。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
疳癖(かんぺき)の例文をもっと
(13作品)
見る
疳
漢検1級
部首:⽧
10画
癖
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
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疳癖玉
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