“吉宗公”の読み方と例文
読み方割合
よしむねこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致す事なかれ無禮ぶれいは許すそばちかく參るべし我はかたじけなくも當將軍家吉宗公よしむねこう御落胤ごらくいんなり當山中に赤川大膳といふ器量きりやうすぐれの浪人の有るよしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
八畳の高麗縁こうらいぶちにつづいて、八畳のお板の間、壁いっぱいに平蒔絵ひらまきえをほどこした、お湯殿である。千代田のお城の奥ふかく、いま、八代吉宗公よしむねこうがお風呂を召していらっしゃる。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
此時江戸表には八代將軍吉宗公よしむねこう近習きんじゆめされ上意には奉行越前守は未だ病氣全快びやうきぜんくわいは致さぬか芝八山やつやまに居る天一坊は如何いかがせしやとほつと御溜息ためいき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)