“小千谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おぢや58.3%
をぢや33.3%
おじや8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸の木綿問屋の手代で、名は健次、としは二十四。小千谷おぢやへ買いつけにゆくときと帰りと、米屋へ四たび泊っておすげと知りあった。
榎物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ぐうせしことはなはだあつし小千谷をぢや北越ほくゑつ一市会いつしくわい商家しやうか鱗次りんじとして百物そなはらざることなし。うみる事わづかに七里ゆゑに魚類ぎよるゐとぼしからず。
更に局部的に言えば、新潟県では、高田、関山、田口、小千谷おじや辺に、富山県では蘆峅寺あしくらじ黒部峡谷くろべきょうこく等である。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)